「精いっぱい演技を」 相模女子大中学部の小西さん、初のバトン世界大会へ

高山市長(左)に世界大会出場への意気込みを語った小西さん=伊勢原市役所

 相模女子大中学部(相模原市南区)3年で神奈川県伊勢原市在住の小西さくらさん(15)が、3月に大阪市で開催された「全日本バトントワーリング選手権大会」で3位入賞を果たした。世界大会(8月9~11日・フランス)の出場権も手にした小西さんは22日、伊勢原市役所を訪れ「初めての国際大会で精いっぱい演技できるよう頑張る」と意気込みを語った。

 バトントワリングは、バトンと呼ばれる棒を回したり、投げたりして操作技術や芸術性などを競う。小西さんは幼稚園年長の時に競技を始め、2017年には全日本選手権大会のペアU12(小学生)部門で初優勝した。市立竹園小を卒業し、現在は学校の部活動と市内の体育館で、多い日には1日計5時間の練習に励んでいる。

 世界大会では曲に合わせて約2分半の演技を披露する。小西さんは「出られると思っていなかったので、すごく驚いた。いろんなことを経験し、成長できるようにしたい」と抱負を語った。高山松太郎市長は「一生懸命頑張ってきた日頃の成果を十分発揮してきてほしい」と激励した。

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