【トレード】メッツが好投手・ストローマンを獲得

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ナ・リーグ東部地区4位に沈むメッツがブルージェイズとのトレードを成立させ、今季オールスター・ゲーム初選出を果たした好投手の獲得に成功した。日本時間7月29日、メッツはアンソニー・ケイとシメオン・ウッズ・リチャードソンという有望投手2人をブルージェイズへ放出し、マーカス・ストローマンを獲得するトレードが成立したことを発表。トレード市場では「売り手」に回ると見られていたメッツだが、トレード第1弾を「買い手」として成立させた。

トレードの成立を受け、ストローマンは自身のTwitterで「ニューヨーク!僕が生まれた場所だ。僕のハートが根付いている場所だ。家族が住んでいる場所だ。とても興奮しているよ」と投稿し、地元ニューヨークに本拠地を置くメッツへの移籍に大喜び。メッツは、今回のトレード市場で先発ローテーションのメンバーのうち、ノア・シンダーガードとザック・ウィーラーのいずれか一方、もしくは両方を放出することが予想されており、ストローマンにはその穴を埋める活躍が期待される。

現在28歳のストローマンは、今季ここまで自己ベストの防御率2.96をマーク。フリーエージェントとなるのは来季終了後であり、メッツは半年限りのレンタルではなく、1年半にわたってストローマンを保有することができる。奪三振があまり多くなく、絶対的なエースというタイプでの投手ではないものの、5つの球種を織り交ぜてゴロを量産するピッチングには安定感があり、ジェイコブ・デグロムに次ぐ先発2~3番手のポジションを安心して任せることのできる投手である。

メッツは今回のトレードで球団4位の有望株と評価されているケイと同6位のウッズ・リチャードソンをブルージェイズへ放出したが、マイナーに控える有望株の層が薄くなった点は、シンダーガードまたはウィーラーのトレードでカバーできると考えているのだろう。ストローマンの加入により、トレード期限となる7月末までに大型トレードが敢行される可能性がグッと高まったと言えそうだ。