【速報】富島、夏初の甲子園へ 小林西を4―0

 第101回全国高校野球選手権宮崎大会最終日は29日、宮崎市のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で決勝を行い、富島が小林西を4―0で破り優勝した。甲子園出場は2018年春の選抜大会以来2度目で、夏は初めて。
 富島は一回、黒木剛志の適時打で先制。さらに三回にも黒木剛がソロ本塁打を放ち、四回には松浦佑星の2点本塁打で加点し、序盤から試合を優位に進めた。エース黒木拓馬は走者を背負いながら要所を締め、完封した。
 小林西は、七回まで毎回走者を出しながら、ホームが遠かった。エース鶴田幸多郎が四回で降板するなど相手打線の勢いを止められず、26年ぶり2度目の甲子園出場はならなかった。
 同選手権は8月6日に開幕。組み合わせ抽選会は3日、大阪市のフェスティバルホールで行われる。

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