神輿が次々海に 浜降祭の熱気を写真40点で紹介 茅ケ崎

今年の浜降祭を撮影した写真展=茅ケ崎市役所

 湘南に夏の到来を告げる暁の祭典「浜降祭」(県無形民俗文化財)の写真展が8月2日まで、神奈川県の茅ケ崎市役所本庁舎市民ふれあいプラザで開かれている。

 「海の日」の7月15日に茅ケ崎西浜海岸で行われた勇壮な祭りの光景を同市秘書広報課の職員が撮影した写真パネル約40点を展示している。寒川町と茅ケ崎市内の34神社から計39基の神輿(みこし)が早朝の海岸に集結し、担ぎ手が練り歩く様子など、迫力ある写真に訪れた市民らが見入っていた。神輿を忠実に再現した段ボール製の模型も展示されている。

 浜降祭は毎年、市の広報紙で報告しているが、市民に祭りの熱気をより身近に感じてもらおうと、今回初めて写真展を開催することになった。

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