早大と東芝情報システム ハードウェアトロイ検知技術で連携

2019.07.29
早稲田大学

早大と東芝情報システム、ハードウェアトロイ検知技術で連携
実回路での効果を確認
~ 早大オープンイノベーション機構と東芝情報システムによる産学連携成果 ~

本発表の詳細は、早稲田大学のホームページをご覧ください。
https://www.waseda.jp/top/news/65996

<発表のポイント>
・早大の「ハードウェアトロイ検出手法」を適用した検証ツールを
東芝情報システムが開発
・ハードウェアトロイ検出の効果を確認
・同検出手法としては、初の社会実装事例
・今後、より安全なLSI回路設計及び、他社製IPの安全性確認に効果が期待される

早稲田大学(以下、早大)の戸川望(とがわのぞむ)理工学術院教授と東芝情報システム
株式会社(本社: 川崎市川崎区、取締役社長:渡邉 一正 以下、東芝情報システム)は、
早大が開発した「ハードウェアトロイ検出手法」の設計に基づき検証ツールを共同で開発
しました。また本検証ツールを用いて既知のハードウェアトロイが正しく検知できること、
さらに同社設計の実製品に適用して誤検知が無いことも確認いたしました。同検出手法の
社会実装としては初の事例となります。
本研究成果は、2019年9月10~13日開催の電子情報通信学会ソサイエティ大会(大阪大学)
にて発表および展示を行う予定です。