岡山市出身の女優・水島麻理奈さん(24) 選んだ道 諦めるのは嫌

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水島麻理奈さん

 2017年度の岡山県PR動画「ハレウッドムービー」で見せた個性の光る演技が記憶に新しい。18年には滝藤賢一さん、広瀬アリスさんダブル主演の「探偵が早すぎる」で自身初となるテレビドラマのレギュラーを務めた。

 存在感たっぷりの166センチ、95キロ。「名前は分からなくても『この人、好き』と思ってもらえる女優になりたい」。トレードマークの笑顔を引き締めた。

 岡山市(旧瀬戸町)出身。この世界に入るきっかけは瀬戸中3年のときに広島で見たアニメ原作のミュージカルだ。「格好良かった。でも、それ以上に『あっち(舞台)に立ちたい』って思って」。西大寺高に進んですぐ、岡山を拠点とする劇団の門をたたいた。

 初舞台は「緊張で全く覚えていない」。それでも場数を踏むたびに、観客の反応を感じられるようになった。「役になりきって自分とは異なる“生き物”として舞台に立つ面白さ」にとりつかれた。

 高校を出ると故郷を離れ、東京にある演技の専門学校に通った。17年、オーディションで現在の所属事務所の目に留まった。小中で柔道や吹奏楽に打ち込み、得意の英語はもっと深く学びたかった。

 「好きなことを全部投げ出し、この道を選んだ。逃げたくなることもあったけど『諦めるのは嫌』みたいな意地がある」