燃料容器の圧力監視できず、東電

福島第1原発、放射線変動なし

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 東京電力は29日、福島第1原発の使用済み核燃料を入れた「乾式キャスク」と呼ばれる金属容器の一部で、容器のふたが閉まっているかどうか監視する圧力計の数値が確認できなくなったと発表した。周辺の放射線量に有意な変動はないという。

 東電によると、キャスクはコンクリートの箱に入れ、屋外の仮保管設備に置いている。午後3時45分ごろ、免震重要棟内で圧力計の異常を示す警報が鳴り、37基のキャスクのうち7基の数値が確認できなくなったことが分かった。同じ時間帯に落雷があったといい、関連を調べている。

 乾式キャスクは燃料を金属容器に密封し、空気で燃料を冷却する。