アジフライの聖地PR 松浦市 ヤフオクドーム「鷹の祭典」で

工藤監督(右)にアジフライを贈った友田市長=福岡市、ヤフオクドーム

 長崎県松浦市は28日、福岡市のヤフオクドームで、松浦市内でアジフライを提供する店や食べ歩きマップを掲載した小冊子や割引券などを配って「アジフライの聖地」をPRし、来訪を呼び掛けた。
 この日の試合は「鷹の祭典」と呼ばれる福岡ソフトバンクホークスの一大イベントで、松浦市も協賛。満員となる約4万人の観客が詰め掛け、松浦市からも市民約600人が来場した。試合中は大型ビジョンで松浦市やアジフライの動画を放映するなどし、鷹ファンにアピールした。
 試合前には、友田吉泰市長が球団に対し、今回特別にブランド魚「旬あじ」を使ったアジフライ1年分(300枚)を贈り、「日本一の水揚げ量を誇る松浦市のアジフライを食べて、チームが上昇することを願う」と激励した。工藤公康監督は「アジフライを食べて力をつけ、日本一を勝ち取りたい」と応じた。試合後には活躍したホークスの選手2人にも友田市長がアジフライ1年分をそれぞれ贈呈した。

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