「Play of the Week」は死闘締めくくるヒックスの好捕

日本時間7月30日、メジャーリーグ機構は今季第18週の「Play of the Week」にアーロン・ヒックス(ヤンキース)のダイビングキャッチを選出した。「Play of the Week」は今季から新設された表彰で、各週の守備面での最高のプレイを表彰するものである。ヒックスは、ヤンキースが14対12で勝利した日本時間7月24日のツインズ戦で、延長10回裏にチームを救う見事なダイビングキャッチで試合を締めくくった。

日本時間7月24日に敵地ターゲット・フィールドで行われたツインズ戦、ヤンキースは2点リードの延長10回裏に二死満塁のピンチを迎えた。ここでマックス・ケプラーが左中間への痛烈な打球を放ち、抜ければ逆転サヨナラとなるところだったが、中堅ヒックスが俊足を飛ばして打球に駆け寄り、最後は身体をフルに伸ばしてダイビングキャッチ。「今季最もスリリングな試合」と評された一戦を、見事なダイビングキャッチで締めくくった。

ヒックスは、古巣ツインズ相手のこの一戦で、守備面だけでなく、打撃面でも5打数2安打2打点、1本塁打、1四球の活躍。9回表には試合をひっくり返す逆転弾を放ち、その後同点に追い付かれて延長戦に突入したものの、攻守両面でチームの勝利に大きく貢献した。

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