NHKから国民を守る党と新会派「みんなの党」を結成|渡辺喜美(わたなべ よしみ)氏の経歴・政策は?

現在無所属の参議院議員で閣僚経験があり、みんなの党代表も務めた渡辺喜美氏が、NHKから国民を守る党代表の立花孝志参議院議員と新たな会派「みんなの党」を結成することを7月30日に開いた記者会見で発表しました。

なお、NHKから国民を守る党には、日本維新の会を今年5月に除名された丸山穂高議員が立花代表からの要請に応じて入党することを今月29日の会見で表明しています。

栃木県出身の渡辺氏。父・渡辺美智雄氏の秘書を経て、衆議院議員を6期、参議院議員を1期務める

渡辺喜美氏は1952年3月17日、栃木県那須塩原市の生まれで現在67歳です。早稲田大学政治経済学部・中央大学法学部を卒業後、父・渡辺美智雄氏の秘書として、通産大臣・外務大臣秘書官を務めました。1996年の衆議院議員選挙で初当選を果たし、以後6回の当選を重ねています。

渡辺氏の経歴は?

1997年の金融恐慌時には経済政策を次々と発表。2006年の第1次安倍内閣、福田内閣では、行革担当大臣・金融担当大臣を務めました。2009年にはみんなの党を創設し、自ら代表に就任します。2016年の第24回参議院議員通常選挙では比例(当時・おおさか維新の会、現・日本維新の会)から立候補し、当選を果たしました。2017年の東京都議会議員選挙への対応がきっかけで日本維新の会に離党届を提出し除名されました。現在は無所属の参議院議員として、財政金融委員会に在籍しています。

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