【トレード】カージナルスが救援左腕・ロスカップを獲得

日本時間7月30日、カージナルスは金銭トレードでドジャースから救援左腕のザック・ロスカップを獲得したことを発表した。今回のトレードは選手層の増強を目的としたものであると見られており、ロスカップはひとまずAAA級メンフィスに配属される見込みとなっている。

現在31歳のロスカップは、今季すでにマリナーズ、ブルージェイズ、ドジャースの3球団でプレイしており、合計28試合に登板して18イニングを投げ、2勝0敗、5ホールド、防御率5.00、26奪三振をマークしている。ドジャースは日本時間7月16日にロスカップをDFAとし、その後、ロスカップはAAA級オクラホマシティに降格。オクラホマシティでは2試合に登板して2回2/3を投げ、1安打無失点に抑えていた。

ロスカップは、通算6シーズンのキャリアで5球団でのプレイ経験があり、通算防御率5.16をマーク。カージナルスは、トレード市場で左腕の補強を目指しており、特にリリーフ左腕は最大の補強ポイントとなっていたため、ドジャースの40人ロースターから外れたロスカップの補強に動いたと見られる。ただし、ロスカップの獲得により補強が完了したわけではなく、今後も1~2件のトレードを目指していることが伝えられている。

カブスと並んでナ・リーグ中部地区の首位に立っているカージナルス。4年ぶりとなるポストシーズン進出に向けて、今後どのような補強を展開するか注目だ。

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