復興へアンケート開始

厚真町、計画に意見反映へ

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第1期は9月までに集約

 胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真町は、3段階に分けて復旧・復興計画の策定を進めているが、第1期計画を取りまとめるため、町民対象のアンケートを始めた。被害が甚大で土地利用計画の見直しが必要な地域もあることを考慮、住環境整備計画は地域ごとの作成が求められており、アンケート結果を最大限計画に反映させる方針だ。

 計画の基本姿勢は(1)住民意見の反映(2)有識者や外部人材、支援組織との連携(3)復旧・復興フェーズに合わせた段階的な計画策定(4)地域別復興まちづくり計画の作成―の4項目。復旧・復興計画は2019年度~25年度までの7年間を想定しており、前半の2カ年で3段階に分けながら計画を策定する。

 第1期計画として今年9月までに住民意見を集約、復興理念、地域別復興まちづくり計画を策定する。第2期は9月~20年3月までにワークショップで住民から意見を聞き取り、テーマ別、分野別の事業計画、行程表、住環境整備事業の実施に向けた地域別復興事業計画を策定する。第3期は20年度中に第4次総合計画前期計画の評価を行い、復旧・復興計画を踏まえた後期計画の見直しを行う。残りの期間で計画を実行する。

 町は26日から町内2150戸へアンケートの発送を始めた。無記名で被害状況や現在の生活、仕事への影響、地域への思い、今後の希望などを選択式で回答してもらう。このほか、町への要望や意見などを書き込む自由記述欄も設けている。

 アンケートは8月9日が提出の締め切り。宮坂尚市朗町長は「町民の意見をよく聞いて復興への歩みを進めていきたい」と話している。

 詳細は町まちづくり推進課、電話0145・27局2328番へ。 (佐藤重伸)