メルセデス・ベンツ 新型Aクラス ディーゼルにサクッと乗ってチョロッと感想を言ってみる【マルとバツ】

メルセデス・ベンツ 新型Aクラス A200d試乗

MOTA新連載企画始動! 編集部員のサクッとインプレッション♪

MOTA新連載企画「マルとバツ」始まるよ!

“マルとバツ”は、その名の通りMOTA編集部員がサクッとと試乗したクルマの“マル”なところと、“バツ”に感じた率直な感想をチョロッとお届けするコーナーだ。

もちろんサクッとお届けするからには、「最大出力が~」とか「エンジンが~」とか「比率が~」というお堅い話は一切抜き! なので是非、読者の皆さんにも指で画面を軽くスクロールしていただいて気軽に読んでもらいたい。そして少しでも当記事で紹介するクルマに魅力を感じ、興味を持っていただければ幸いだ。

メルセデス・ベンツ 新型Aクラス A200d試乗

記念すべき初回の試乗モデルは、メルセデス・ベンツ 新型Aクラス A200d(ディーゼル)。

新型Aクラスは対話型AIシステムのMBUXを初めて搭載した、メルセデスブランド最小のベーシックな5ドアハッチバックモデルだ。MBUXは、CMでもお馴染みの「ハイ! メルセデス」と車内で発音することでSiriのように現れ、「暑いから温度を下げて」「東京タワーに行きたい」などの要望を発することで快適な温度への調整や、目的地へナビゲーションしてくれたりする優れものだ。

今回は、そんな“イマドキ”な新型Aクラスに試乗したMOTA編集部員4名の声をお届けしよう!

サクッとインプレッション 編集部員K.K

Goodポイント

欧州車のディーゼルモデルってこんな乗り心地だよね、と思わせるトルキーな走りっぷり。クラスを越えた乗り味。また走行中は、ディーゼル特有のカラカラ音が気にならなかった。

Badポイント

AMGパッケージだからか、低速での乗り心地が硬め。ATのギクシャク感と高トルクが相まって滑らかさが低い。

サクッとインプレッション 編集部員K.N

Goodポイント

高速道路走行時の乗り味は非常になめらか。カーブでの走りも安定感抜群で、静粛性も文句なし。またドライビングポジションは調整しやすく、後席のシートも固めで割と疲れにくかった。

Badポイント

低速時が感触が固く、特に街中走行時の立ち上がりがおぼつかない感じでちょっと気持ち悪い。踏んでもあまりパワフルな感じではないため、少し物足りなさを感じた。またナビのUIは見やすいが、操作性がイマイチだった。

サクッとインプレッション 編集部員H.T

Goodポイント

高速走行時でも軽く踏むと加速してくれるが、最適なトルク感でギクシャクしない。運転がとても楽だと思う。コーナーでの安定性高い。ステアリングのキレが良いるので、狭路でも安心感があった。

Badポイント

ストップ&ゴーが面倒くさい。渋滞にハマりたくない感じ。アクセルワークを丁寧に行わないとギクシャクする。ギアが高いときはスムーズ。2人乗りって感じの狭さ。

サクッとインプレッション 編集部員G.K

Goodポイント

いくらイコライザーをイジっても、まったく音割れしないノーマルスピーカーには感動。モテそうなインパネと顔はグッド! ハッタリ効きそう(笑)。

Badポイント

一般道での燃費が悪い! 包まれている感が強いフロントシートは、ダラっと乗れないのが難点。

まとめ

といった感じで評価を総合すると、「高速道路を走る頻度が多い人」に向いているという印象だった。

4人の中で最も多かったGoodポイントは「乗り味の良さ」だった。要するに、走行中の安定感がしっかりしていた、ということだ。

逆に最も多かったBadポイントは、「低速時のギクシャク感」だった。今回試乗した新型Aクラスはディーゼルモデルということもあり、街中などのストップ&ゴーの多いシチュエーションではあまり良い印象を与えなかったようだ。

とはいえ走り以外でも、新型Aクラスから採用されたMBUXや、先代モデルよりも大幅にアップデートされた大人×オシャレな内装のポイントは高い。

用途や好みにもよるが、新型Aクラスはこれからメルセデス・ベンツデビューしたいという人に向けて、ぜひ入門編としてオススメしたいモデルだった。

次回は“ダイナミック”なフロントフェイスを採用した三菱自動車の基幹車種、eK X(クロス)をサクッとレポート!

【MOTA編集部員が様々な車に試乗してサクッと感想を述べる不定期連載「マルとバツ」 次回もお楽しみに!】

[筆者:MOTA編集部]

メルセデス・ベンツ 新型Aクラス A200d試乗

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