フィリーズが救援右腕・パーカーとメジャー契約

日本時間7月31日、フィリーズはフリーエージェントの救援右腕、ブレイク・パーカーとメジャー契約を結んだことを発表した。背番号は「53」に決定し、日本時間7月31日に始まったジャイアンツ3連戦の初戦に間に合うようにチームに合流した。

現在34歳のパーカーは、エンゼルス時代の2017年にメジャー定着を果たし、自己最多の71試合に登板して15ホールド、8セーブ、防御率2.54の好成績をマーク。昨季も67試合で6ホールド、14セーブ、防御率3.26とまずまずの成績を残し、オフにフリーエージェントとなってクローザー候補の1人としてツインズに加入したが、37試合に登板して9ホールド、10セーブ、防御率4.21と期待を裏切る成績に終わっていた。

日本時間7月25日にツインズをDFAとなったパーカーは、ウエーバーを通過してAAA級ロチェスターへの降格を告げられたものの、これを拒否してフリーエージェントになることを選択。そして、フィリーズとのメジャー契約に至った。

なお、フィリーズはパーカーの加入に伴い、25人ロースターに空きを作るために、救援右腕のエドガー・ガルシアをAAA級リーハイバレーへ降格させている。また、40人ロースターに空きを作るために、内野手のミッチ・ウォルディングがDFAとなった。

ナ・リーグ東部地区の優勝争いでブレーブスとナショナルズ、ワイルドカード争いでカブス、カージナルス、ナショナルズなどを追っているフィリーズ。逆転でのポストシーズン進出を目指すチームにパーカーが貢献できるか注目したい。

© MLB Advanced Media, LP.