新幹線長崎ルート 与党検討委 5日に会合

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 九州新幹線長崎ルートで未着工になっている新鳥栖-武雄温泉(佐賀県)の整備方式選定を巡り、与党検討委員会(山本幸三委員長)が、8月5日に東京都内で会合を開くことが分かった。
 参院選で議論は中断していたが、8月末の2020年度政府予算の概算要求に向けて一定の方向性をまとめられるのか注目される。
 検討委は全線フル規格とミニ新幹線のうち、時間短縮効果などが大きい全線フルを軸に検討してきた。ただ佐賀県の山口祥義知事は多額の財源負担などを理由に「新幹線整備を求めていない」との姿勢を崩しておらず、溝は埋まっていない。検討委が一定の方向性を絞り込んでも、同県の理解を得られるかは不透明で、膠着(こうちゃく)状態が続く可能性もある。
 全線フルを求める長崎県は、着工に先立つ環境影響評価(アセスメント)の関連費用を概算要求に盛り込むよう求めている。