海に漬かり、豪快に水しぶき みこし担いで海上渡御 網野

©株式会社京都新聞社

海水に漬かりながら豪快にみこしを担ぐ海上渡御(京都府京丹後市網野町浅茂川)

 京都府京丹後市網野町浅茂川一帯で30日、恒例の水無月祭が営まれ、住民たちがみこしを担いで海を巡る「海上渡御」などが繰り広げられた。水しぶきを上げながら担ぐ豪快な様子に大勢の見物客から声援が送られた。

 川の浄化を願う祭で「川裾(かわすそ)祭」とも呼ばれる。午後1時半、数え年42歳を中心に約120人がみこしを担いで日吉山の水無月神社を出発。「ジョーサージャー」の掛け声とともに地区を練り歩いた。

 見せ場の海上渡御では、男衆が腰まで水に漬かり海へ。棒の先端に鐘の付いた突穴(とっけつ)と太鼓の音とともに、ほこらの周囲を勇壮に3周回った。地元の浦島伝説にちなんだ浦島太郎と乙姫を乗せた亀みこしの巡行や、夜空を彩る2千発の花火も祭りを盛り上げた。