八代市の夏の風物詩「八代くま川祭り」が27日夜、同市中心街であった。総踊りには54団体約4300人が参加し、元気な踊りで沿道を沸かせた。
市などでつくる祭り振興会の主催で、52回目。参加者は、そろいの法被や工夫を凝らした衣装を着て、出町~旭中央通の約1・5キロを往復。歌手の八代亜紀さんが歌うご当地ソング「やつしろよかとこYOTTOIDE!」などに合わせ、息の合った踊りやパフォーマンスを披露した。
太田郷小は全学年の児童ら約200人が赤い法被姿で参加。6年の久保晴史[はるちか]君は「みんな大きな声で練習の成果を出せた。中学生になっても参加したい」と笑顔を見せた。(中村悠)
熊本日日新聞 2019年7月28日掲載