ゴールドシュミットが決勝弾 カージナルス単独首位

【カブス1-2カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

ナ・リーグ中部地区で同率首位に並ぶカブスとカージナルスによる直接対決3連戦の初戦は、6回裏に主砲ポール・ゴールドシュミットに25号勝ち越しソロが飛び出したカージナルスが2対1で勝利し、再び単独首位に立った。カブス先発のダルビッシュ有とカージナルス先発のアダム・ウェインライトの力投により、首位攻防第1ラウンドは白熱の投手戦となり、1対1の同点で後半に突入。6回裏に飛び出した、ゴールドシュミットの直近8試合で7本目となる一発が決勝点となった。ゴールドシュミットの一発は、試合の均衡を破るだけでなく、同率首位に並んでいた両チームに1ゲーム差をつける貴重な一発となった。

4回表にハビアー・バイエズのタイムリーでカブスに先制を許したカージナルスは、4回裏に一死二・三塁のチャンスを迎え、ダルビッシュの暴投で三塁走者のホゼ・マルティネスが同点のホームイン。その後の勝ち越し機は逃したものの、6回裏に好調のゴールドシュミットがダルビッシュから左中間へ決勝アーチを叩き込んだ。ウェインライトは6回途中まで5安打1失点の力投を見せ、2番手のジオバニー・ガジェゴスが今季3勝目(1敗)をマーク。8回裏二死一・二塁のピンチでマウンドに上がった4番手のカルロス・マルティネスは、3つの三振を奪う快投で1回1/3を無失点に抑え、今季11セーブ目をマークした。一方、ダルビッシュは6回98球を投げて被安打6、奪三振9、無四球、失点2の好投を見せたものの、痛恨の一発を浴びて今季5敗目(3勝)。今季の防御率は4.46となった。

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