中国、台湾への個人旅行を停止

蔡政権に圧力

©一般社団法人共同通信社

 【北京、台北共同】中国政府は31日、中国から台湾への個人の観光旅行を8月1日付で全面的に停止すると発表した。台湾独立志向の民主進歩党(民進党)の蔡英文政権に経済面で圧力を強める狙いとみられる。台湾と関係が強い米国をけん制する意図もありそうだ。

 台湾で対中国政策を主管する大陸委員会は「大陸(中国)側が双方の合意を一方的に破り」停止を決めたとして、「厳正な抗議と非難」を表明した。

 中国の文化観光省は「現在の両岸(中台)関係を考慮して」決定した措置だと説明している。中国は国内の一部都市の市民に限り、台湾への個人旅行を許可してきた。