「改革思考で変えていく」

渡辺喜美氏、N国と新会派

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参院会派「みんなの党」を結成し、握手する渡辺氏(右)と立花氏=30日午前、国会内

 元みんなの党代表で無所属の渡辺喜美(わたなべよしみ)参院議員は30日、今回の参院選で初議席を得たNHKから国民を守る党の立花孝志(たちばなたかし)党首と国会内で記者会見し、参院で新会派を結成すると発表した。会派名は「みんなの党」で、会派代表は渡辺氏が務める。

 立花氏は入党を要請したが、渡辺氏は応じなかった。渡辺氏は政治団体「みんなの党」の代表を務めている。渡辺氏は「やり残したことがたくさんある。会派結成を第一歩として、みんなの党を復活させたい」と語った。

 両氏によると、立花氏から渡辺氏に会派結成を呼び掛けた。党議拘束はかけず、議案については独自に態度決定するという。

 立花氏は「国政政党となった以上、単一争点だけでなく政策全般について議論を深めていく必要性を感じている。みんなの党を応援していた一人なので、会派結成はうれしい」と話した。渡辺氏は「もう一度輝ける成長国家にすることが私のミッション」と強調し、「改革思考、変えていくという方向性で一致できれば細かいことにこだわってもしょうがないと考えた」などと述べた。

 旧みんなの党は2009年8月に結成。14年4月に渡辺氏が金銭問題で代表を辞任し、同11月に解党した。渡辺氏は同12月の衆院選で落選し、16年参院選で当選。その後、所属した日本維新の会に離党届を出し、除名処分となっていた。

 N国を巡っては、29日に無所属の丸山穂高(まるやまほだか)衆院議員が入党を表明した。