西武山川「苦しかった」7月の最終日に決勝打 辻監督も“確信”「8月は爆発する」

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均衡を破る先制タイムリー2ベースヒットを放った西武・山川穂高【画像:パーソル パ・リーグTV】

8回に右中間へ運ぶ決勝打、復調に手応え「打ちに行ってボールを見逃している」

■西武 2-0 ソフトバンク(31日・メットライフ)

 西武の山川穂高内野手が31日のソフトバンク戦(メットライフ)で8回に右中間フェンスに直撃する決勝二塁打を放ち、チームを勝利に導いた。

 試合の均衡を破ったのは4番の一撃だった。両チーム無得点のまま迎えた8回、2死二塁からソフトバンクの5番手・甲斐野が投じた外角の直球を逆方向に運んだ。右中間フェンスに直撃する二塁打で欲しかった1点をもぎとると、続く森の左前安打で二塁から一気にホームイン。貴重な追加点のホームを踏み、ベンチに拍手で迎えられた山川は「ボールに集中していた」と大粒の汗をぬぐった。

 7月はこの日の試合前の時点で月間打率.167と苦しんでいた山川。「苦しかったですし、なかなか思うような結果が出ないことが多かった」と振り返った。だが、復調の兆しは確かだ。この日の第1打席では先発のスアレスに対し12球粘って四球を選び出塁。8回の第4打席には3ボール1ストライクから甲斐野の速球を捉えた。山川は「打ちに行ってボールを見逃している。そういう打席が僕の持ち味」と打席の内容にも手応えを感じているようだ。

 主砲の一振りで首位ソフトバンクまでゲーム差を「3」に縮めたが、「ソフトバンクと日本ハムは倒さないと上に行けない。明日3タテできるように頑張ります」と短い言葉に気持ちを込めた。辻監督は「8月は(山川が)爆発するよ。俺の願望でもあるけど」と4番の完全復活に期待を込めていた。(安藤かなみ / Kanami Ando)