夢考房人力飛行機プロジェクトが穴水湾での飛行に挑戦

2019年8月1日
金沢工業大学

2年ぶり2度目
夢考房人力飛行機プロジェクトが穴水湾での飛行に挑戦
令和元年8月6日(火)から8月9日(金)までの期間のいずれか1日で実施

金沢工業大学夢考房人力飛行機プロジェクト(学生100名)では、このたび2年ぶり2度目となる穴水湾での飛行に挑戦します。
計画では令和元年8月6日(火)から8月9日(金)までの期間のいずれか1日で実施します。朝6時に天候判断を行い、6時30分から記録飛行を行う予定です。
穴水町の「野積場」(石川県鳳珠郡穴水町川島ツ55)から滑走し、湾内に着水します。

穴水湾での飛行は一昨年の平成29年9月13日に実施したのが初めてで、この時は535m飛行しました。

飛行当日のスケジュールは次のとおりです。
午前2時45分 機体組み立て開始
午前4時頃 駆動試験、動翼試験、重心測定
午前5時05分 滑走試験 滑走路調整など
午前6時00分 天候判断
午前6時30分 記録飛行本番

夢考房人力飛行機プロジェクトは、人の力のみを動力とした人力飛行機の設計・製作・性能評価を行うプロジェクトです。今回穴水湾で飛行に挑戦する「幸」(読み:さち)は先尾翼機という珍しい機体形状で、プロペラは後部に付けられています。機体重量は106kgf(パイロット含む。うちパイロット重量は59kgf)、主翼のスパンは29.2mという巨大かつ軽量な機体で、製作には約7か月の期間を要しました。

飛行予定経路

平成29年9月に初めて穴水湾飛行に挑戦した「航」(読み:わたる)。535m飛行した。