【町田忍の素晴らしき庶民文化】切符・定期 - 現実から思い出ゆき…昔にトリップできちゃう四角い紙

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今回は「切符」特集。ほぼほぼ自動改札になり、ICカードが主流になってしまった今こそ、あのひとの手のぬくもりを感じる切符の魅力を堪能してみてほしい。

駅員さんとの交流…昔懐かし硬券切符!

通勤通学、おでかけ、レジャー、こと移動という局面で我々を支えてくれる鉄道。その鉄道に乗るために必要な券が切符である。
もちろん今でも切符を買うことはできるわけだが、やれICカードだ、やれ電子決済だと、すっかり見ることも少なくなっているのではないだろうか。
今回はオヤジの青春時代に使っていただろう、いわゆる紙式切符などをご紹介しよう!

その昔は駅員さんが改札鋏でパチンパチンと一枚ずつ切ってくれていた。その時代の切符たちがコレ! いわゆる硬券と呼ばれる厚紙の切符で、日本に鉄道ができたころからある由緒正しき切符である。ちなみに、鉄道を運行する会社は多いものの、切符の大きさはだいたい一緒で一般乗車券や入場券、往復乗車券など、乗車券の種類に応じて計5種類のサイズがあるという。

今の切符は自動改札機を通すために、裏面は磁気による記録面となっている。ちなみにこうした磁気式の切符を通せる自動改札機が初めて登場したのは1969年、近畿日本鉄道が最初と言われている。東京では1971年ころから東急東横線で試験採用され、1974年に本採用になったそうだ。

こうした切符は見ているだけでも懐かしいが、駅名によって一大ブームとなった切符もある。それが、この北海道帯広市のローカル線・広尾線の「愛国から幸福ゆき」切符だ!

1973年にテレビ番組をきっかけに大ブームになり、なんと翌年には歌までできてしまったw
ちなみにこの「愛国から幸福ゆき」の切符は通常は一年間に数枚売れる程度だったが、ブームの際には数百万枚も売れたそうな…しかし、ブームを持ってしても広尾線というローカル線の営業改善とまではいかず、1987年にあえなく廃線となってしまった。
とはいえ現在も観光用に駅舎などが保存されている他、レプリカだが切符も買えるらしい。
廃線になったくらいじゃ、愛も幸福も消えないということか( ̄― ̄)ニヤリ

ちなみに改札鋏は駅によって形が違い、それぞれ切符の切り口が違うって知ってただろうか?

あのころの切符は、今や思い出への片道切符…思い出を刺激する定期券たち

青春時代にお世話になったといえば、どちらかといえばこちらだろうか?そう、定期券である。
区間や有効期間、名前などが書いてあるので、特に昔の思い出を刺激しやすい。ああ、思い出すあの通学電車…まあ、甘酸っぱい思い出は特にございませんが…(´・ω・`)
ちなみに、定期券にはこんな種類もある。

こちらは町田さんが人から譲りうけた定期券とのこと。
硬券に対して軟券といわれるタイプの切符で、駅で回収しない定期券や、記載情報が多い回数券や周遊券なんかに用いられていたそうな。
…この路線図に区間を色付けしている感じがなんともレトロ…。

町田:こうやって定期券見てるとね、「あ、この中目までのヤツはバイトのときだ」とか、 「赤坂のヤツは警察のときだな」とかいろいろ思い出すんだよねw

ミノ:いや、まず保存しておくっていうのがスゴいΣ(゚Д゚) 僕も残しておけばよかったなぁー(;´∀`)

ポン:懐かしいわぁ…通学中にいつも同じ車両になってたあの人、元気かしら…(´∀`*) ウフフ

IT:そういう甘酸っぱい気持ちも蘇ると…俺は自転車通勤だったしなぁ…( ´Д`)=3

ミノ:あと、定期券とかラミ加工とかもよくしたよね?W

町田:あー、そういうのもあったねw これなんかもラミ加工されてる珍しいヤツだね。

ポン:へー、確かに珍しい感じですね!

町田:たぶん自動改札に変わったタイミングだったと思うけど…。

IT:47年になにがあったんだろう…(;´∀`)

そんなわけで今回は今ではなかなかお目にかかれない、懐かしい切符を特集してみたがいかがだっただろうか?普通の硬券切符のほうがよりレトロな匂いがするのだけど、定期券のほうがより思い出を刺激してくるように感じた…やっぱり自身の体験と重なるもののほうがグッとくるよね(´;ω;`)

ちなみに実は自動改札が全然導入されていない県もあるらしく、石川県や島根県などには自動改札がないとのこと…コレを見て、駅員さんにパチンされたくなった人はぜひ旅行に出てみてほしいw

ゴールデン横丁の仲間たち | 町田 忍(まちだ しのぶ)

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