託された6年、決意新た 東北の4新人が参院初登院

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立民の衆院議員から祝福を受ける石垣氏(右)=1日午前8時10分ごろ
車いすを担がれて、中央玄関の階段を上がる横沢氏=1日午前8時15分ごろ
国会活動への意気込みを語る寺田氏=1日午前9時30分ごろ
かつて担当したテレビ番組のポーズを取る芳賀氏。左は妻の京子さん=1日午前8時20分ごろ

 臨時国会が召集された1日、7月の参院選で当選した議員たちが登院した。東北6選挙区(改選数各1)で初当選したのは4人。いずれも野党統一候補で自民党現職との激戦を制した。有権者に負託された任期6年への決意を新たにした。

 岩手選挙区で勝ち抜いた国民民主党の横沢高徳氏(47)は、車いすで午前8時の開門と同時に議事堂へ。初登院などの際にしか使われない中央玄関のスロープを通り、登院表示盤の名前のランプをつけた。2階への階段を衛視4人に車いすごと担がれて上った。

 れいわ新選組から重い身体障害のある2人も初当選し、国会のバリアフリー化が焦点に。横沢氏は「移動に大きな支障は感じなかった。真のバリアフリー先進国と呼ばれるよう車いす生活者の視点を生かしたい」と意欲を見せた。

 政治分野における男女共同参画推進法(候補者男女均等法)が施行されて初の国政選挙で、東北では女性新人議員が2人誕生した。秋田選挙区で初の女性参院議員となった寺田静氏(44)は「選挙中、女性に頑張ってもらいたいと声を掛けられることが多かった。根深い性差別の問題に目を光らせたい」と語った。

 陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)を候補地とする地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の導入反対を掲げる。当面は無所属として「できることは全てやる」と力を込めた。

 宮城選挙区で競り勝った立憲民主党の石垣のり子氏(45)は1日が誕生日。消費税廃止の持論を重ねて主張し「政治を変えてくれとの声が強かった。上げるべきは賃金であって消費税ではないと訴えてきた。特に女性の声を聞きながら働く人の環境を整えたい」と意気込みを語った。

 山形選挙区で打ち勝った元アナウンサーの芳賀道也氏(61)は「庶民の声を集めて権力と闘う仕事は報道と変わらない」と強調。「雇用の安定、子育て環境の改善などにつながる仕事をしたい」と抱負を述べた。無所属のまま国民民主党の会派に入った。