マーリンズ・ラミレス 延長12回裏に7号サヨナラ弾

【ツインズ4-5xマーリンズ】@マーリンズ・パーク

マーリンズは、3点ビハインドで迎えた9回裏に粘りを見せ、2本のタイムリーで4対4の同点に追い付くと、延長12回裏にはツインズ7番手のコディ・スタシャックから6番ハロルド・ラミレスが左中間への7号ソロ。劇的なサヨナラ勝利でツインズを破った。先発のジョーダン・ヤマモトが6回4失点で降板後、マーリンズ救援陣は5人の投手が合計6イニングを無失点に抑える好投を見せ、6番手のジェフ・ブリガムがメジャー初勝利をマーク。一方、敗れたツインズは先発のマイケル・ピネイダが6回1失点と好投するも、加入したばかりの新戦力、4番手のサム・ダイソンが一死も取れず3失点と崩れ、サヨナラ弾を浴びたスタシャックがメジャー初黒星を喫した。

初回にマックス・ケプラーの30号ソロでツインズに先制を許したマーリンズは、2回裏一死からスターリン・カストロが内野安打で出塁し、続くラミレスがライトへのタイムリー三塁打を放って同点。しかし、4回表にバイロン・バクストンのタイムリー二塁打で2点、5回表にエディ・ロサリオの犠牲フライで1点を失い、3点のビハインドを背負った。その後、9回裏にダイソンから無死一・二塁のチャンスを作り、ジョン・バーティのタイムリーで1点差。さらに無死満塁となり、5番手のテイラー・ロジャースからニール・ウォーカーが2点タイムリーを放ち、同点とした。延長戦に入ってからは両軍とも三者凡退のイニングが続いたが、延長12回裏先頭のラミレスが左中間へ7号サヨナラソロ。24歳の新人外野手がひと振りで熱戦に終止符を打った。

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