リアルミュートが3安打3打点の活躍 フィリーズ大勝

【ジャイアンツ2-10フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

フィリーズは、5番J.T.リアルミュートと6番スコット・キンガリーがそれぞれ3安打、1番セザー・ヘルナンデスとリアルミュートがそれぞれ3打点の活躍を見せるなど、打線が12安打10得点と爆発。試合序盤からジャイアンツ投手陣を攻略し、10対2で大勝を収めた。先発のジェイク・アリエタは5回途中2失点(自責点1)で降板したものの、2番手として登板してピンチを凌いだホゼ・アルバレスが今季2勝目(2敗)をマーク。一方、敗れたジャイアンツは先発のデレック・ロドリゲスが4回途中7失点(自責点4)で今季6敗目(4勝)を喫し、2番手のアンドリュー・スアレス、3番手のサム・セルマン(この試合でメジャーデビュー)もフィリーズ打線の勢いを止められなかった。

2回裏に相手のエラーとヘルナンデスの2点タイムリー二塁打で3点を先制したフィリーズは、3回裏にもキンガリーのタイムリーで2点を追加。4回裏にはヘルナンデスが6号ソロ、リアルミュートが15号3ランを放ち、大量9点をリードした。5回表にアリエタが無死二・三塁からブランドン・ベルトにタイムリーを許したところで降板し、アルバレスがマイク・ヤストレムスキーにもタイムリーを浴びて2点を返されたものの、5回裏にはロマン・クインの2号ソロで2ケタ得点に到達。その後、追加点は奪えなかったが、3番手のブレイク・パーカーが1イニング、4番手のランヘル・スアレスが2イニング、5番手のフアン・ニカシオが1イニングをそれぞれ無失点に抑え、10対2でジャイアンツを破った。

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