ウィーラー7回無失点の快投で今季8勝目 メッツ7連勝

【メッツ4-0ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

メッツは、先発のザック・ウィーラーが7回4安打無失点の快投を見せ、ホワイトソックスに4対0で勝利。連勝を7に伸ばして直近17試合で13勝4敗となり、熾烈なナ・リーグのワイルドカード争いに加わる可能性も出てきた。ウィーラーは今季8勝目(6敗)をマークし、2番手のルイス・アビランが1回1/3、3番手のジューリス・ファミリアが2/3回を無失点に抑えて3人の投手による完封リレーが完成。一方、敗れたホワイトソックスはメッツ投手陣の前に打線がわずか4安打に封じられ、先発のディラン・シーズは7回4失点(自責点3)の力投を見せたものの、今季4敗目(1勝)を喫した。

2回表にロビンソン・カノーの10号ソロで先制したメッツは、先発のウィーラーが5回まで2安打無失点の快投を披露。すると打線は、ウィーラーの快投に応えるべく、6回表に二死一・二塁のチャンスを作り、カノーのタイムリー二塁打とウィルソン・ラモスのタイムリーに相手のエラーも絡み、3点を追加してリードを4点に広げた。その後、ウィーラーは6回裏と7回裏に1安打ずつを浴びたものの、ホワイトソックス打線に1度も連打を許さず、7回88球を投げて被安打4、奪三振7、無四球、無失点という安定感抜群のピッチング。終盤2イニングはアビランとファミリアの2人が打者6人で抑え、ホワイトソックス打線をシャットアウトした。まだ2つの借金を抱えているメッツだが、ワイルドカード圏内からは4ゲーム差。逆転のチャンスは十分にありそうだ。

© MLB Advanced Media, LP.