チャップマンが24号逆転2ラン アスレチックス逆転勝利

【ブリュワーズ3-5アスレチックス】@オークランド・コロシアム

アスレチックスは、2点ビハインドで迎えた7回裏に1点差に迫り、続く8回裏には3点を奪って逆転に成功。9回表のブリュワーズの攻撃をクローザーのリアム・ヘンドリックスが三者凡退に抑え、5対3で逆転勝利を収めた。先発のホーマー・ベイリーが6回2失点と試合を作り、3番手のブレイク・トライネンが1回無失点で今季6勝目(3敗)、ヘンドリックスは今季10セーブ目をマーク。一方、敗れたブリュワーズは先発のチェイス・アンダーソンが6回1失点の好投を見せたものの、痛恨の逆転弾を浴びた3番手のジョシュ・ヘイダーが今季5敗目(1勝)を喫した。

初回にライアン・ブラウンのタイムリーでブリュワーズに先制を許したアスレチックスは、3回裏にチャド・ピンダーが同点の9号ソロ。しかし、4回表にトレント・グリシャムの犠牲フライ、7回表に2番手のジェイク・ディークマンの暴投でそれぞれ1点を失い、2点のビハインドを背負った。アスレチックスはここから粘りを見せ、7回裏二死二・三塁からブリュワーズ2番手のジュニア・ゲラの暴投で1点を返すと、8回裏には難敵ヘイダーに対して先頭のロビー・グロスマンが四球で出塁し、続くマット・チャップマンがセンターへの24号逆転2ラン。さらに4番手のジェイ・ジャクソン(元広島)から一死二・三塁のチャンスを作り、ジュリクソン・プロファーの犠牲フライで貴重な1点を追加した。過去7試合で27打数1安打の不振に陥っていたチャップマンだが、それほど調子は悪くなかったという。それを証明する見事な逆転弾だった。

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