フラハティ快投でカージナルス完勝 再び単独首位に

【カブス0-8カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは、先発のジャック・フラハティが6回表二死までノーヒッターを継続するなど、カブス打線を7回まで1安打無得点に封じる快投を見せ、同地区ライバルのカブスに8対0で完勝。首位攻防3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、再びカブスに1ゲーム差をつけてナ・リーグ中部地区の単独首位に立った。好投したフラハティは日本時間5月15日のブレーブス戦以来となる今季5勝目(6敗)をマーク。2番手のタイラー・ウェブと3番手のマイク・マイヤーズも各1イニングを三者凡退に抑え、1安打完封リレーを完成させた。一方、敗れたカブスは先発のジョン・レスターが6回途中9安打5失点で今季7敗目(9勝)。打線も1安打に封じられ、文字通りの完敗となった。

初回にホゼ・マルティネスのタイムリーで先制したカージナルスは、フラハティが快投を続けるなか、4回裏にコルテン・ウォンのタイムリーで1点を追加。6回裏にはジャイロ・ムニョスのタイムリーで3点目を奪ってレスターを降板に追いやり、2番手のデレク・ホランドからマット・ウィータースが10号3ランを放ち、リードを6点に広げた。7回裏は一死一・三塁からムニョスが犠牲フライを放って7点目。8回裏は無死満塁の大チャンスを迎え、ランヘル・ラベロの併殺打の間に三塁走者のトミー・エドマンが8点目のホームを踏んだ。投打がガッチリと噛み合い、同地区ライバルのカブスに完勝したカージナルス。4年ぶりのポストシーズン進出に向けて、8月は最高のスタートとなった。

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