【熊本県感染症情報】O157報告3人 手洗い、生肉の適切な取り扱いなど注意

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 7月22~28日の熊本県感染症情報によると、腸管出血性大腸菌感染症の患者が3人(O157)報告された。前週も3人(O157、O26)が感染しており、今年の累計は昨年同時期(11人)の2倍の23人となった。県健康危機管理課は、小まめな手洗いや生肉の適切な取り扱いなど予防を呼び掛けている。

 腸管出血性大腸菌感染症は、生焼けの肉などに付いた菌を摂取することで起こり、夏に多く発症する。嘔吐[おうと]物や便などを介して人から人へも感染する。激しい腹痛を伴う下痢や血便があり、子どもや高齢者は重症化する恐れもある。

 予防法は(1)調理時は小まめに手を洗う(2)肉はよく加熱する(3)肉を焼くときの取り箸は、食べる箸と別にする(4)生肉を扱ったまな板などは洗って熱湯をかける、などが有効だという。

 県内50定点医療機関から報告が多かったのは、手足口病が前週比45人減の273人、感染性胃腸炎が同12人減の224人、ヘルパンギーナが同9人減の132人。全員報告の疾患は、百日ぜきが11件、梅毒が3件だった。(深川杏樹)

(2019年8月2日付 熊本日日新聞朝刊掲載)