ローリングストーン誌のドキュメンタリードラマ「Rolling Stone: Stories From the Edge」DVDBOX発売!

1967年にヤン・ウェナーとジェーン・ウェナーがラルフ・グリーソンとともに創刊した『ローリングストーン誌』。ロックンロールを単なる音楽を超えたアメリカを作り変えてゆく文化的な力として捉え、音楽や政治、大衆文化を扱うカウンターカルチャー雑誌として、今も尚、世界中に影響を与え続けている。

2017年にアメリカ・HBOで製作された「Rolling Stone: Stories From the Edge」は、これまで未公開だったストーン誌のライターたちによる記録音声や、インタビュー、更には貴重な写真やフッテージを元に、ストーン誌がいかにして半世紀にも渡って時代の精神を具現化し続けたのか、その内部からの証言を記録したドキュメンタリーシリーズ。8月1日にデジタル先行リリースされ、アメリカンカルチャーのバイブルとして早くも多くの反響を呼んでいる。

世界を変えたカウンターカルチャー雑誌「ローリングストーン」創刊から50年のアメリカの音楽、政治、大衆文化の記録を貴重な映像と共に振り返るドキュメンタリーシリーズがついに日本上陸。この度 2019年11月6日(水)に本作のDVD-BOX発売が決定。

ヤン・ウェナーとジェーン・ウェナーはラルフ・グリーソンとともにカウンターカルチャー雑誌『ローリングストーン』を創り、ヒッピーの時代精 神を捉えてゆく。グレイトフル・デッドの麻薬押収事件やグルーピー文化、アイク&ティナ・ターナーの登場。そしてヤン・ウェナーはビート ルズ史に極めて重要な意味を持つ、ジョン・レノンへの伝説的なインタビューを成功させた。
ストーン誌は政治の世界へも飛び込んでゆく。ハンター・S・トンプソンと写真家アニー・リーボヴィッツは1972年の大統領選を取り巻く騒動 を報道した。個性豊かなライターたちが活躍、キャメロン・クロウの交渉でストーン誌と仲の悪かったレッド・ツェッペリンがついに表紙を飾 る。また、当時ストーン誌で記事を書いていたジョン・ランドウは、ブルース・スプリングスティーンと出会う。
60年代、学生のヤンは、言論の自由運動(FSM)に関わっていた。ストーン誌の調査チームはパトリシア・ハースト誘拐事件の真相記事に よって出版業界を出し抜き、1977年、カリフォルニアから出版業界の中心であるニューヨークへ移転。音楽界ではセックス・ピストルズが 注目を集めたり、ジョン・レノンの悲劇などの混乱が起こる。
77年、NY移転直後にエルヴィス・プレスリーが没する。ヤン・ウェナーとストーン誌は、ラッシュやトーキング・ヘッズのパンク精神がロック ンロールの先駆的地位を引き継いでいく中で、商業的な成功という問題にもがいていた。ハンターは80年代のパルム・ビーチの富豪たち の過剰さを描いた記事で再び牙をむいた。ストーン誌を含むロック雑誌はテレビ宣教師ジミー・スワガードの批判を受けたが、1988年、ジ ミー自身のスキャンダルが浮上する。
92年、ストーン誌はヒップホップの特集を組む。ロサンゼルス暴動など人種間の緊張が高まっていた。アイスTとそのバンド、ボディ・カウ ントによる警官の暴力に対する表現は、アメリカ中を二分する。ヤンとハンター、P.J.オルークはビル・クリントンに取材する。 ローリングストーン誌はNSYNCやブリトニー・スピアーズらティーン・ポップにスポットライトを当てることで再び時代の渦の中心を捉えよう とした。
ローリングストーン誌の暴露記事が、アフガニスタン戦争の駐留軍司令官を退任に追い込んだ。2014年 バージニア大学集団レイプ記事 捏造事件で、ストーン誌はジャーナリズム上のスキャンダルに苦しむ。政治記者のジャネット・ライトマンとマット・タイービは、2016年の大 統領選挙などを通してアメリカの民主主義を監視し続けた。

© A Jigsaw Production; in production with Nevision Limited in association with Rolling Stone Productions.

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