平和守る決意新た 県遺族会が戦没者慰霊祭 

献花する出席者=忠霊塔前庭

 県遺族会(田原政信会長)は2日、富山市八ケ山の忠霊塔前庭で戦没者慰霊祭を開いた。戦後74年となる今年は約450人が出席し、平和を守る決意を新たにした。

 全員で黙とうをささげた後、原教守同会副会長があいさつ。中川忠昭県議会議長らが追悼の言葉を述べた。来賓と各市町村遺族会の代表者が献花し、忠霊塔に向かって手を合わせた。

 塔は1941年に建てられた。太平洋戦争のほか、日清戦争や日露戦争の県出身戦没者2万8748人を祭っている。

猛暑の中、慰霊に訪れた遺族ら
県出身の戦没者を祭る忠霊塔

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