山形・鶴岡市の夏の味覚「だだちゃ豆」収穫ピークへ

「だだちゃ豆」は、江戸時代から鶴岡市で作られている強い甘みが特徴の枝豆で、まもなく収穫の最盛期を迎える。7月30日の出荷式には地元の生産者ら40人が出席し、農作業や出荷作業の安全を祈願した。JAによると、ことしのだだちゃ豆は6月中旬の大雨で葉が黄色く変色する影響もみられたが、その後、生育は平年並みにまで回復。ことしは去年と同じ出荷量870トン、販売額8億円を目標に掲げている。JA鶴岡だだちゃ豆専門部の加賀山雄専門部長は「生産者一丸となって、おいしくできた。県内外問わず、広くご賞味いただきたい」と話す。だだちゃ豆を載せたトラックは式のあと、首都圏の市場に向けて出発した。収穫は8月中旬ごろピークを迎える。

© 山形放送株式会社