フェニックス、夜空に節目の大輪 長岡花火が開幕

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特別版が打ち上がった復興祈願花火「フェニックス」=2日午後8時すぎ、長岡市

 長岡まつり大花火大会が2日夜、新潟県長岡市の信濃川河川敷で開幕した。初日は好天に恵まれた金曜の開催となり、主催する長岡花火財団によると52万人が来場した。2004年の中越地震からの復興を願い、05年から始めた「フェニックス」が15回目を迎え、今回は特別版を打ち上げた。

 長岡空襲の犠牲者の慰霊を祈る花火で開幕。中盤のフェニックス特別版は、例年に比べて尺玉を2倍近く増やした。見ると幸せになるとされる青い不死鳥が締めくくりに打ち上がると、大きな拍手が湧いた。

 花火大会は近年、全国的に知名度が高まっており、開始前から続々と人が集まり、河川敷を埋め尽くした。昼間は猛暑で熱中症対策を呼び掛ける関係者もいたが、夜はやや涼しくなり、観覧日和となった。

 初めて来たという東京都の無職男性(78)は「規模が大きくて信濃川だからこそできる花火。感激した」と話した。花火大会は3日も開かれる。