DeNAが直接対決制し首位巨人と2.5差、広島も3連勝で3差…2日のセ・リーグは?

DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

広島は大瀬良が完封&バティスタ満塁弾、巨人菅野は6回4失点で4戦勝ちなし

 セ・リーグは2日、各地で3試合が行われ、広島、DeNA、中日がそれぞれ勝利した。首位巨人が敗れたため、2位DeNAは2.5ゲーム差、3位広島は3ゲーム差に迫った。

 DeNAは本拠地・巨人戦に4-2で勝利。“首位攻防戦”の初戦を制し、巨人とのゲーム差を「2.5」に縮めた。先発・平良が2点を先制されたものの、打線が菅野から4点を奪い逆転。4回に4番・筒香が19号ソロを放ち1点差とすると、6回にはソトの適時二塁打で同点に追いつき、ロペスが勝ち越しの2点適時打を放った。6回2失点9奪三振と好投した平良が4勝目(2敗)。巨人は1回に丸の18号ソロで先制するなど先手を取ったが、菅野が守りきれず。6回6安打1四球9奪三振4失点で5敗目(8勝)。4試合連続白星なしで、防御率は4.09と再び4点台に突入した。チームは3連敗となった。

 広島は本拠地・阪神戦に7-0で快勝。3連勝で首位巨人とのゲーム差を「3」に縮めた。初回に相手エラーなどで2点を先制すると、6回は西川の適時打、バティスタの満塁弾で一挙5得点。試合を決めた。先発の大瀬良は9回5安打無失点と今季2度目の完封で8勝目(6敗)。広島は11連敗後は13勝3敗と圧倒的な強さを見せている。阪神は高橋遥が5回2/3を7失点(自責6)で3敗目(2勝)。打線も大瀬良に抑え込まれた。

 中日は敵地でヤクルトに5-4で勝利した。3回までにビシエド、福田、アルモンテの本塁打などで4点を奪ったが、4回以降はヤクルトの救援陣に封じられていた中日打線。しかし、4-4で迎えた9回、1死三塁で京田にスクイズの指示が出ると、一塁側に見事に決めて勝ち越した。先発の柳は5回10安打4失点と精彩を欠いたが、競り勝った。ヤクルトはプロ初勝利を目指したルーキーの清水が3回4失点でKO。3年目の星が3回を無失点救援と好投し、5回までに山田哲の本塁打などで追いついたが、接戦を落として借金21となった。

→1 巨人 96試合53勝42敗1分 -
→2 DeNA 99試合51勝45敗3分 2.5
→3 広島 100試合51勝46敗3分 0.5
→4 阪神 99試合45勝49敗5分 4.5
→5 中日 97試合44勝53敗0分 2.5
→6 ヤクルト 99試合38勝59敗2分 6.0(Full-Count編集部)

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