長崎県内で猛暑日 最多の4地点 今夏、大村で36.7度

 長崎県内は2日、太平洋高気圧に覆われ、長崎地方気象台によると、大村で最高気温が36.7度を観測するなど、今年最多となる4地点で猛暑日となった。県消防保安室によると、同日午後4時までに熱中症で14人が救急搬送された。
 猛暑日となったのは大村のほかに▽島原36.4度▽南島原市口之津35.5度▽佐世保35.2度。一方、救急搬送された14人のうち、65歳以上の高齢者は6人。症状別では▽重症1人▽中等症6人▽軽症7人。重症は雲仙市の70代女性。
 県内の各消防本部によると、体育館内で部活動をしていた大村市内の女子中学生(12)と、サッカーをしていた島原市内の男子高校生(16)が搬送された。女子中学生は軽症、男子高校生は中等症だった。

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