西いぶり合同企業説明会が新卒者の参加狙い2月開催に

©株式会社室蘭民報社

 室蘭市は西いぶり合同企業説明会を2020年(令和2年)2月、宮の森町の蓬らい殿で開催する。昨年まではようてい・西いぶり合同企業説明会として7月に実施していたが一新。一般求職者と新卒対象の企画だが、従来より新卒も参加しやすいよう日程を見直し、地元への就業促進や企業の人材不足解消を目指す考えだ。

 同事業は元々、白老以西の胆振7市町、後志7町村などで構成する「ようてい・西いぶり広域連携会議」との共催により、17年度に始まった。主に一般求職者を対象の位置付けながら、新卒にも参加を呼び掛けてきた。

 雇用の売り手市場もあり来場者確保に苦労したが、高い就職決定の実績を残した。17年度は58社が出展し、130人が来場、22人が就職した。18年度も60社に対して85人が来場し、17人の就職が決まった。

 ただ、羊蹄地域との連携効果が、期待したほど見られないなどの課題があり、実効性を上げるためリニューアルする。大卒の就活解禁が3年生の3月で、7月開催では遅すぎたことも見直す要因となった。

 詳細な日程は現在調整中だが、9月には出展事業者が決定する見通し。21年春卒業の高校2年生や大学3年生にも多数参加してもらえるよう、各校へのアプローチを強化していく方針だ。

 市産業振興課の井村佳代子さんは「一般求職者についても、春に就職して転職する時期を考えると2月が参加しやすいかもしれません。より参加しやすい環境を構築し、雇用のマッチングを実現したい」と話している。(鞠子理人)

【写真=19年度は室蘭市が単独開催し、時期も変更する合同企業説明会=写真は昨年の様子】