菊池4被弾6失点KOで今季8敗目 アストロズ6発大勝

【マリナーズ2-10アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

ザック・グレインキーを獲得するなど、本気で2年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指す姿勢を明確にしているアストロズは、マリナーズ先発の菊池雄星に4本のアーチを浴びせるなど、打線が爆発。6本塁打を含む12安打10得点の猛攻で、マリナーズに10対2で大勝した。アストロズ先発のウェイド・マイリーは、6回3安打2失点と自身の役割をしっかり果たし、今季10勝目(4敗)をマーク。一方、菊池は4回までに4本のアーチを浴び、4回77球、被安打9(うち4本塁打)、奪三振1、無四球、失点6という不甲斐ないピッチングで今季8敗目(4勝)を喫した。

2回裏にヨルダン・アルバレスの13号ソロとジェイク・マリズニックの9号2ランで3点を先制したアストロズは、4回裏にもマーティン・マルドナードの7号ソロとホゼ・アルトゥーベの17号2ランで3点を奪い、マリナーズ先発の菊池をノックアウト。5回裏には2番手のレジー・マクレーン(この試合がデビュー戦)からカルロス・コレアが14号2ラン、アレドミス・ディアスが7号ソロを放ち、リードを9点に広げた。6回表にダニエル・ボーグルバックの26号2ランで2点を返されるも、8回裏にはアルトゥーベのショートゴロの間に1点を追加して2ケタ得点に到達。マイリー降板後は2番手のコリン・マクヒューが2イニング、3番手のジョー・スミスが1イニングを無失点に抑え、マリナーズの反撃を封じた。なお、1試合6本塁打はアストロズの球団タイ記録。菊池は被本塁打数が28本となり、今季メジャーワーストに並んだ。

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