東京五輪へ血液検査拡大、厚労省

国際基準でドーピング摘発

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ドーピング検査員の養成を目的とした講習会で、模擬検査に臨む受講者=2018年7月、東京都港区

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けて国内で開催される国際大会や全国大会でのドーピングの血液検査を増やすため、厚生労働省が医療機関外で行う採血に関して事務手続きを大幅に簡素化する通達を各都道府県の関係機関に出していたことが3日、分かった。検査態勢を強化する中、国際基準で不正を摘発する狙いがある。通達は7月9日付。五輪テスト大会でも血液検査を予定している。

 血液検査は尿検査で検出できない成長ホルモンなどの物質も分析が可能となり、18年度は国内で約470件を実施。大半は特定選手に狙いを定めて行う抜き打ち検査で、競技会での採血は20件程度にとどまっていた。