<知事選>8日告示、各陣営の活動が活発に 16年ぶりに新人同士、主要3候補を軸に激しい戦いか

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 任期満了に伴う埼玉県知事選の告示が8日に迫る中、立候補を既に表明している各陣営の活動が活発になっている。現在4期目の上田清司氏は出馬せず、8人が乱立した2003年以来、16年ぶりに新人同士の顔触れになる。いずれも無所属での立候補を表明しているスポーツライターの青島健太氏(61)=自民、公明推薦=、参院議員(埼玉選挙区)の大野元裕氏(55)、前参院議員(同)の行田邦子氏(53)の主要3候補を軸に激しい戦いが予想される。投開票は25日。

 青島氏は3人の中では出馬表明が最も遅かった。参院選期間中は自民現職の古川俊治氏と共に県内を駆け回り、知名度アップに努めた。

 参院選後は活動を本格化させ、県内首長らにあいさつ。7月28日は春日部市で母校・春日部高校のOBらの集会に出席。30日は川口市、3日にはさいたま市で総決起大会を開き、自民党本部からも幹部が駆け付けた。青島氏は「輝く埼玉をもっともっと磨き、世界中に発信するトップセールスマンになる」とアピールしている。

 大野氏は1日、参院議員の辞職願を提出した。同日夜、川口市内で開いた決起集会で大野氏は「国や県や市に恩返ししたい。投票日に向けて懸命に戦い、必ずや埼玉の未来にお返しさせていただく」と決意を述べ、上田知事も支援を呼び掛けた。

 大野氏は6月に国民民主党を離党し、知事選は「無所属県民党」の旗を掲げて戦う。立憲民主党、国民の両県連と社民党県連合が支持を決定。7月15日には超党派の地方議員らによる「県政躍進地方議員の会」が発足し、大野氏の支援を確認した。4日には伊奈町で決起集会を行う。

 行田氏は6月に事実上の選対本部が発足。県内の祭りやイベントへ参加するなどし、名前と顔を売ってきた。女性であることや政党の支援を受けないことから「しがらみがない」と強調。参院選後はさらに活動を活発にし、決起集会は7月25日の久喜会場を皮切りに、長瀞町など4カ所で開催。31日の浦和会場では「チャンスあふれる市町村を下支えする県政にする」と目標を掲げた。

 28日には若い女性支援者らが応援団を結成。さいたま新都心駅周辺を練り歩き、同駅の利用者らに名刺を渡し、握手するなどの活動を展開した。

 知事選にはほかに、NHKから国民を守る党公認の医師浜田聡氏(42)、元県立高校教諭の武田信弘氏(65)らが出馬表明している。