中島川ともす大提灯 「長崎夜市」始まる

眼鏡橋、中島川を彩るちょうちんの明かり=長崎市

 「インスタ映え」する大きなちょうちんが中島川に出現-。長崎市中心部の中島川沿いで3日夜、夏の風物詩「長崎夜市」が始まり、眼鏡橋近くにつるされた「大提灯(ちょうちん)」2基に明かりがともされた。
 大提灯は地元の自治会青年部などでつくる実行委が昨年初めて眼鏡橋の下流側に設置。今年は上流側に追加した。高さ2メートル、幅1.5メートル。インスタ映えや「和」の町づくりを進め、中島川周辺の活性化を図る狙い。
 川面に映り込んだ眼鏡橋とちょうちんの明かりを写真に収めた同市小江原1丁目の専門学校生、毎熊瑠奈さん(19)は「インスタにアップします」と笑顔。両岸には出店が並び、子どもらが金魚すくいなどを楽しんだ。夜市は4、24、25日も開かれる。

© 株式会社長崎新聞社