県内で3日、熱中症の疑いで2人が死亡した。県消防保安室によると今夏、熱中症が疑われる症状で亡くなったのは計3人となった。
佐世保市消防局によると、午後1時ごろ、同市の女性(83)が自宅で倒れていると近隣住民が119番。駆け付けた救急隊員がその場で死亡を確認した。女性が食事に来ないため家族が様子を見に行った際、体が熱くなって倒れているのを発見。既に意識と呼吸がなかったという。
松浦市消防本部によると、午後4時ごろ、同市の男性(46)が自宅で体が冷たくなって倒れているのを、外出先から戻った家族が発見。冷房はあるが、扇風機だけ動いていたという。搬送先の病院で死亡が確認された。
長崎地方気象台によると、同日の佐世保は35度を超える猛暑日だった。
熱中症疑い 県内2人死亡 佐世保83歳女性、松浦46歳男性
- Published
- 2019/08/04 10:23 (JST)
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