THE TOKYO - 迫りくる音と男、飛び交う汗と酒!

この日久しぶりの新曲「ア・イ・シ・テ・ル」を披露

ZATO:いやあー、ということでTHE TOKYOのDAI-TO-KAI、ついに始まりましたね。

KYOKO:『男気・ミュージック・イベント』と銘打ち全3回開催される予定のこのイベント。ようやく、ザトーキョーが動き出しましたねぇ。

ZATO:そんな6/19に下北沢シェルターで行われた第一回目のダイトカイを目撃した方々から幾つかお便りが届いてますよ?

KYOKO:えー東京にお住まいのコダマタイチさんからです。『リハーサルの時からパラレルワールドの話で謎の盛り上がりを見せていた西の天使達THE TOMBOYS。"ウチら全員で主人公やねん"と言わんばかりのコーラスワークとストレートなR&Rの迫力は、彼女達の人間性に後押しされているんだと思う。4人の完璧な個性バランスは、オーディションで集められたかのよう。いや、ナイスキャスティング。』

ZATO:ありがとうございます。オーディションとかキャスティングとか、さすが王子のボキャブラリーは違いますね!おっと失礼、今度は斉藤さんでしたね!

KYOKO:実際THE TOMBOYSの皆さんは「この4人!」って感じがしますよね。もちろんイイバンドはどこでもそうなんですが、彼女たちのひととなりと作り出すライブ感は映画に撮ったら面白そうなほどキラキラ輝いてますね。

ZATO:ストレートというかツーシームぐらいの青春映画になりそうでたまらないです。

KYOKO:恐らく大多数の方がツーシームはわからないと思うので変化球ってことにしといて下さいね。

ZATO:さあ、同じく東京都にお住まいのコダマアツシさんから。

KYOKO:やっぱり皆さん東京都に住んでるですね。

ZATO:いえいえ、噂によるとミヤシタさんだけは上京以来多摩川を越えず神奈川の同じ街に留まってるらしいですよ。

KYOKO:上京するつもりはないようですね。

ZATO:これも噂なんですがコダマアツシさんは最近どうにも緊張する呑みの場に耐えきれなくてドン・タカシくんを呼んだようですよ。

KYOKO:あんなに歌えや踊れやを一人でやってるのにナイーブな方なんですね。

ZATO:で、お便りですが。『DAI-TO-KAIの記念すべきトップバッターはTHE FOREVERSに務めてもらった。ボーカルのGAKUくんは、俺が上京してバーテンしてた店で当時THE MOONLIGHTSとして出会った。当時既に売れっ子だったけど、そのシーンでは少ない同年代でカウンター越しにすぐ仲良くなった。普段ベタベタする仲じゃないけど、節目には必ずいてくれる、俺の東京の第一ロック村人。ロッククラシックに裏打ちされた抜群のポップセンスで会場を盛り上げ、これから始まる伝説の幕開けに先頭打者ホームラン打ち込んでもらった。』ほら野球好きここにもいた!

KYOKO:やっぱり語彙ってのは人間が出ますね。

ZATO:ちなみに彼は一応中日ドラゴンズファン、首位打者を走っていた高橋周平選手が現段階で手の靭帯を断裂して戦線離脱だそうで、同じく野球ファンのミヤシタさんに次のリハーサルスタジオで嫌味を言われそうです。

KYOKO:実際、THE FOREVERSは節目節目にTHETOKYOの隣にいてくれますね。確かにベタベタする関係じゃないですが、"盟友"に相応しいバンドだと思います。

ZATO:そんな永遠ズにトップバッターを飾って貰えたことは必然なのかも知れないですね。この日のGAKUさんは特にパンキッシュでエネルギッシュで素晴らしかったです。

KYOKO:企画に勢いを付けて貰いましたね。

ZATO:THE TOKYOはこの日久しぶりの新曲「ア・イ・シ・テ・ル」を披露しました。さて、次回はどんなセットリストを用意してくれるんでしょうね。

堪え切れなくなって時に最前で踊ってます

KYOKO:さーて次回のダイトカイは?

ZATO:次回もなかなかのメンツ揃ってますよ。まずはKiNGONS。

KYOKO:こちらもよく知ってる方からご紹介のお便りが届いてますよ、まずはこちら。東京都にお住まいのハリケーンハマーさんから。『エネルギッシュなライブが誰の心にもべギラゴン! その圧巻のステージングを引っ提げてDAI-TO-KAIに初登場!「もしキンゴンズを知らないなら、ロックじゃないと言わざるを得ません」(東京都出身/30歳/男性) P.Sはんちゃん(Dr)今度おすすめの映画教えて! 泣けるやつがいいなぁ』

ZATO:このラジオ風に進めてる記事の中でさらにラジオ風のコメント、メタ的!

KYOKO:ハマーさんと言えば対バンのライブでもファン顔負けの盛り上がりようで踊ってることで有名です。

ZATO:他のメンバーももちろん見てるんですが、ハマーさんは特別、堪え切れなくなって時に最前で踊ってます。KYOKO:彼はすごいですよね、音楽が本当に好きなんだなって伝わりますね。キンゴンズは主に関西でTHE TOKYOと対バンを重ねてます。実は宇都宮のバンドではあるんですが、東京の皆さん、何だかんだ聞いたことない人がいるんじゃないでしょうか?

KYOKO:度肝抜かれますね。彼らは。ちょっと語彙力が足りませんので言えることは少ないですが、ただ、強いです。強いバンドです。お楽しみに。

ZATO:はんちゃん! オススメの映画教えてあげてね!

KYOKO:さて、お次はmyeahnsです。こちらはドン・タカシ君からのご紹介です。『「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、素敵な音楽が聴きた~い!」そんな願いの下5人の魔法使いがDAI-TO-KAIにやってきた! 果たして彼らはどんな音楽『magic』を見せてくれるのだろうか…!? みせてちょーだい! あなたのアッコちゃん!』

ZATO:はい、今回初めて紹介文を書きましたドン君、上手くまとまりました、拍手!

KYOKO:完璧ですね! ただ…気のせいですかね? 何か前回同じようなのありませんでした?

ZATO:まぁ、強いて言うなら、どことなくタイチ臭しません?

KYOKO:言葉遣いでしょうね。ドンさんはタイチさんと一番仲がイイのでちょっと影響を受けてるんですかね。

ZATO:ドンさんは良くも悪くもひとに合わせるのが上手ですからね。でなければポストロックバンドをやってた彼がTHE TOKYOみたいなバンド出来ないですからね、勉強家ですね。

KYOKO:しかも彼もナイーブです。これも噂ですが彼はイビキがうるさいとメンバーに言われ過ぎて、遠征先ではメンバーが寝入るまで頑張って起きてるらしいです。

ZATO:健気ですね、悲しいですね…。あと、あなたのアッコちゃんってなんでしょう、下ネタ?

KYOKO:はい、マヤーンズはですね、この1、2年たびたび一緒にやるようになりました。

ZATO:ドン君の言うとおり、マヤーンズの音楽には魔法がかかってますね。そしてどこまでもゴキゲンです。

KYOKO:そしてサンダル履きの魔法使い、茂木左にも注目です。

Droogのカタヤマくんが新しく始めたバンド

ZATO:続きまして、今回まさかの出演、新バンド、デヴュー! Dudes! こういった機会で酷使され気味のミヤシタツカサさんからのご紹介です。『「カタヤマくん、新しいバンド始めたんだって?」おいおい、その流れは前回見たぜ。「なんて名前?」わかったもういい言ってやりな!『Dudes』ロックバンドがオギャーと生れ落ちるその瞬間、鬼でも蛇でも連れてこい。括目、新たな漢たちの登場だ!』

KYOKO:ほら、もうネタ切れだって。

ZATO:この記事もハマーさんの紹介文見て「これでいいや」と決めたらしいです。

KYOKO:Dudesについてなんですが、どうしたって言えることがありません。Droogのカタヤマくんが新しく始めたバンド、以上の情報は入ってきていません!

ZATO:未だヴェールに包まれたままのバンド、Dudes。でも勿論、全く心配していません! 最高のバンドの最高の幕開けをDAI-TO-KAIで迎えようぜ!

KYOKO:では最後に、今回も主役を務めるTHE TOKYOの紹介をコダマアツシさんからどうぞ。『蒸し暑い。夏の夜。眠れなきゃ散歩すればいいし、疲れたらそこで休めばいい。これが地元ならどこかでもう、通報、職質…ふと思い。この町の不器用な優しさが目にしみたりする。眠らなくても夢が見れるゼ。』

ZATO:どう解釈すればいいんでしょう。

KYOKO:どうとでもいいんじゃないですか? 解釈さえも不器用な優しさで包み込んでくれますよ、きっと、わかりませんが。

ZATO:ただDAI-TO-KAIで見られるのは夢のようで夢でありません。迫りくる音と男、飛び交う汗と酒! それは紛れもなく現実です。

KYOKO:では8月12日、今回も同じく下北沢SHELTERでお待ちしています。

ZATO:次回のネタも募集しています。

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