ビッグ碁予選が開幕 上位2クラス80人熱戦

予選突破を目指し、熱戦を繰り広げる出場者=北日本新聞越中座

 県囲碁界最大の祭典、第26回県市町村交流囲碁団体戦「ビッグ碁」の第1回予選が3日、富山市婦中町島本郷の北日本新聞越中座で始まり、Aクラス(無差別格)とBクラス(四~五段格)の計14チーム約80人が熱戦を繰り広げている。

 開会式で、黒田北日本新聞社読者局次長とプロ棋士の下島陽平八段が「日頃の鍛錬の成果を発揮し、チームで力を合わせて頑張ってほしい」と出場者を激励。対局開始の掛け声とともに、参加者は真剣な表情で碁盤に向き合った。

 予選は3回に分けて行う。チームは5人(他に補欠1人)で構成し、A~Gの7クラスに分かれて対戦する。全クラスで62チーム約350人が出場する。

 申し込みが多かったAクラスは抽選で二つのグループに分かれて対戦し、それぞれのグループの上位2チームが決勝に進出する。Bクラスは6チームが出場しており、上位4チームを選ぶ。

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