鶴岡東、4年ぶり勝利狙う

全国高校野球・高松商(香川)と初戦

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 第101回全国高校野球選手権大会(6日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会は3日、大阪市のフェスティバルホールで行われ、本県代表の鶴岡東は初戦の大会第4日(9日)第4試合の1回戦で、高松商(香川)と対戦することが決まった。

【鶴岡東】勝負強さ光る打線、堅守層厚い投手陣  鶴岡東は3年ぶり6度目の出場。攻守に安定した戦いぶりで山形大会の全5試合を勝ち抜いた。切れ目のない打線と投手も含めた堅い守りで、4年ぶりの夏の甲子園勝利を目指す。

 山形大会のチーム打率は3割8分9厘で、好機に畳み掛ける勝負強さがある。全試合で安打を放った打率5割の山下陽生をはじめ、3本塁打の丸山蓮、8打点の竹花裕人、準決勝と決勝で計5安打と奮起した宝田健太らも4割台に乗せた。

 投手陣は層が厚く、山形大会で6選手がマウンドに立った。甲子園で背番号1を背負う左腕の池田康平は12回を投げて13奪三振。140キロに迫る直球と多彩な変化球を駆使し、防御率1.50と安定感がある。長身左腕の影山雄貴も威力のある速球を武器に、準々決勝の羽黒戦、決勝の山形中央戦と要所で先発を担った。右横手投げの相川陽は制球力が持ち味で、中継ぎとして結果を残した。

 1失策の堅守も光る。守備範囲の広い遊撃手河野宏貴や中堅手山下らの好捕が攻撃に勢いをもたらしており、甲子園でも守りからリズムをつくりたい。

【高松商】春夏4度Vの伝統校  高松商は春夏通算4回の優勝を誇る伝統校。今夏の香川大会では準決勝で5点差を逆転し、決勝をサヨナラ勝ちで制するなど、粘り強い野球で23年ぶり20度目の出場を決めた。

 チームの柱はエースの香川卓摩。今春の選抜大会でも好投した左腕は強気の投球が持ち味だ。最速140キロ超の直球をはじめ、切れのあるスライダーなど多彩な変化球を武器に、県大会3試合に登板し27の三振を奪った。守備では谷口聖弥、大塚慶汰の二遊間と中堅手飛倉爽汰を中心に、堅い守りで投手陣をもり立てる。

 攻撃では、7番安部祐慧が全5試合で17打数8安打10打点。決勝でサヨナラ打を放つなど勝負強さが光る。6番笠居小史朗も6安打3打点の活躍で、打率5割と当たっている。チーム打率は3割3分1厘。コンパクトなスイングを心掛け、つなぐ意識が高いのが特徴だ。