年間300日釣行のプロガイドが語る。PEラインはこの3種を買えば間違いなし! PEラインは各社から沢山の種類が発売されており、どれを選べばいいかわからないという人も多いのではないでしょうか?プロガイドのビックリマン高田が、日々の釣りで信頼を置いているオススメのPEラインを3種類紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

現代の釣りにおいて、なくてはならない「PEライン」

今日はPEラインの話を一つ。

登場した当初はナイロン・フロロカーボン素材とは大きく異なる特性から、一部のアングラーが特定の釣りに使用していた状態でした。

しかし、扱いやすいPEラインの登場や優れたノットの考案などにより、今ではかなり身近な存在へと変わりつつあります。

特にソルトウォーターでの釣りにおいては、なくてはならない存在と言ってもいいでしょう。

どのPEラインがいいの?

そこで今回はライトゲームから巨大魚まで、毎日のように相手にしているプロガイドのビックリマン高田が、日々の釣りで信頼を置いているオススメのPEラインを3種類紹介します。

YGK G-soul X4 Upgrade

コスパの高い普段使いPEライン

コストパフォーマンスの高いラインの中で最もオススメのライン。4本撚りという製法もありリーズナブルな価格が魅力です。

PEラインの最先端を走り続けてきたよつあみのラインは、廉価版とはいえ強度は抜群。不意に大きな魚が掛かっても問題なく獲ることができます。

インドネシアカリマンタン島で釣った大きなナイフフィッシュ。これに巻いていたのはアップグレード「X4」の1号。木の下からも怪魚を引き釣り出すことだって可能なのです。

糸鳴りと飛距離が欠点か?

8本撚りのPEラインと比べるとライン放出のスムースさに少し欠け、糸鳴りも気になります。

とはいえ、これはこの製品の欠点ではなく、「4本撚りPEライン」の宿命と言えるもの。そのあたりを考慮すると、このアップグレードX4には不満点はかなり少ないです。

アップグレードX8もお勧め

もちろんアップグレードX4の上位モデルである、アップグレードX8も非常にいいPEライン。金銭的に余裕がある方はそちらをセレクトするとライン放出や、糸鳴りについてもクリアすることができるでしょう。

YGK ガリス ウルトラキャストマン FULL DRAG WX8GP−D

オフショアビッグゲームや、海外の怪魚相手に使うメインライン

筆者のメインの釣りである怪魚やデカい魚。それらを相手にするときに使うメインラインが「ウルトラキャストマン・フルドラグ」です。

耐磨耗耐久性が高く、なおかつラインにコシがある。ライントラブルも少ないことからメインラインとして活躍しています。

強烈な引きや、障害物の戦いにおいてもラインが屈しない“ガッツ”をもっています。強度に絶大な信頼を置いている対大物のエースです。

キャスティングゲームでのトラブルの少なさはピカイチですね。

アバニ エギング マックスパワーPE X8

フラッグシップモデルが魅せる、驚きの耐摩耗性とガッツ

これは先日、人気Youtuber「六畳一間の狼」さんとコラボした時に体験した、奇跡的な実体験からのご紹介。

磯の下に入り込んだ50cmオーバーのイシダイは、このラインの0.8号で引きずりだしました。

アバニPEラインのフラッグシップモデルの凄さを実感した瞬間です。

ライン表面はとってもなめらか。エギング用ラインということもあり、飛距離性能が高いのも特筆すべきところ。

メーカーHPでも謳われている「スーパーフッ素の膜」が、ガイドとの摩擦を抑えてくれている気がします。エギングだけでなく、あらゆる釣りで扱いやすいラインです。

▼その時の動画がこちら。

PEラインは魚釣りの生命線

質のいいラインを使うことで、トラブルが減り釣りのリズムが良くなります。また、強烈な魚の引きに対しても信頼できる強度がラインにあれば自信を持ってファイトできるでしょう。

PEライン選びに迷ったら、ぜひ今回ご紹介したラインを試してみてくださいね。
画像提供:Chilloutfishing

この記事を書いた人

ビックリマン高田
ChillTripで世界中にお客さんを案内するプロガイド。年間の釣行日数は約300日。釣りの生命線であるラインには強いこだわりを持ってます。

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