待ってた!心躍る3日間

山形花笠まつり、きょう開幕

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御神火をたいまつに移す東沢小の児童=山形市下宝沢

 第57回山形花笠まつりが5日、山形市中心部で開幕する。まつりの3日間は、161団体約1万4000人の踊り手が参加。初日のきょう5日は55団体約4900人が出演する。前日の4日は市内各地で関連行事が行われ、まつりに向けたムードが一気に高まった。

安全と成功祈り―蔵王大権現で前夜祭  同市下宝沢の蔵王大権現を祭る苅田嶺神社では山形花笠まつりの前夜祭が開かれ、関係者がまつりの安全と盛り上がりを祈願した。

 地元の蔵王大権現保存会(石沢芳和会長)や県花笠協議会などの関係者、ミス花笠ら約50人が出席した。神事に続き、出席者が玉串を奉納。まつり会場などにともされる御神火の採火式では、地元の東沢小5年の石沢善広君(10)と山川美愛(みあ)さん(10)がたいまつに御神火を移して境内に掲げ、関係者はちょうちんなどに受け取った。

 境内では同校の児童や住民らが花笠踊りを奉納した。

食、酒、ゆるキャラ集結―サマーフェス県観光物産市  同市十日町から七日町までの大通りでは、第39回花笠サマーフェスティバルと第38回県観光物産市が開かれ、県内の特産品などを提供する出店が約1キロ区間にわたり軒を連ねた。また、ゆるキャラのパレードや花笠踊りの披露もあり、家族連れなどでにぎわった。

 県観光物産市ではスイカやメロン、アユの塩焼きやどんどん焼き、米沢牛の串焼きなど、山形ならではの味を提供する店が並んだ。強い日差しが降り注ぐ中、来場者は日傘を差し、うちわをあおぎながら、会場を行き来。県内14酒蔵による「花笠地酒フェス」では、40種類以上の日本酒が試飲できるとあって、多くのファンが訪れ、山形の酒を楽しんでいた。

 また、パレードに登場した「ペロリン」や「かむてん」「かねたん」といったゆるキャラ、花笠踊りを披露した踊り手たちも会場を盛り上げた。山形市吉野宿、会社員川田修司さん(45)は「にぎわいに驚いた」と話していた。

花笠サマーフェスティバルと県観光物産市が開かれ、多くの人でにぎわった=山形市