鈴木拡樹が文豪カフカ役で地上波連ドラ初主演!「カフカの東京絶望日記」

MBSで9月12日から鈴木拡樹主演の連続ドラマ「カフカの東京絶望日記」(木曜深夜0:59、関西ローカル)が放送されることが決まった。同作は4月からYouTubeで第1話(前・後編)が無料配信され、新エピソード完成披露試写会でドラマ化が発表された。なぜか現代の東京で生活する文豪フランツ・カフカ役を演じ、今作が地上波連ドラ初主演となる鈴木は「すごいことになりました。みんなで地上波に挑戦したいと話していたので、目標がかなってうれしい」と喜びを語った。

同作は、朝目覚めると巨大な虫になっていた男を描いた「変身」などの小説で知られる20世紀を代表する文豪カフカが、現代の東京での生活の中で絶望し、彼の素直さ、真面目さに触発された周囲の人たちが生きる希望を与えられるストーリー。アサダアツシ氏が企画・脚本、加藤拓也氏が監督を務め、連ドラでは新キャストに奥山かずさ、坂口涼太郎、岩谷翔吾、咲良菜緒、監督として坂下雄一郎氏も加わる。

アサダ氏は鈴木にほれこんで企画したことを明かし、「鈴木さんがパンの匂いを嗅ぐ、子猫を抱きしめる、SNSの『いいね!』が増えるのを見てニンマリする承認欲求のシーンなど、ほぼ自分が見たい鈴木さんをカフカに置き換えた。僕が見たいものを優先しました」とアピール。また、「ドラマでは猫や承認欲求以上のものも描きます。来年の夏あたりに劇場版ができたら。『in ハワイ』とか。鈴木さんのアロハシャツや短パン姿が見たい」とさらなる構想を明かすと、鈴木も「新たな目標ができました。“絶望”がテーマですが、皆さんを楽しく明るくするのがコンセプトなので、ドラマを見て一瞬でも笑ってもらえれば」と視聴者に呼びかけていた。

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