TBS系では10月期に福士蒼汰主演の連続ドラマ「4分間のマリーゴールド」（金曜午後10：00、開始日未定）を放送することが決まった。“死の運命”が見える救急救命士・花巻みこと役を福士、彼が思いを寄せる義姉・沙羅役を菜々緒が演じる。同系ドラマ初主演の福士は「『手を重ねた人の“死の運命”が見える』というフィクションの要素はありますが、物語はとてもリアルで新しいラブストーリーだと思います。主人公が運命に抗って進んでいく中で、人間の本質的な部分が見えてくるところも面白いと感じました」と見どころを語っている。
ドラマはキリエ氏による同名漫画を原作に、手を重ねた人の“死の運命”が見えるみことが、最愛の義姉・沙羅が1年後の28歳の誕生日にこの世を去る運命を見てしまうストーリー。沙羅はみことの父の再婚相手の娘で、みことは一つ屋根の下で暮らすうちに胸に秘めた思いが抑えきれなくなり、残酷な運命を変えようと立ち向かう姿が描かれる。
福士は「お話をいただいてすぐに原作を読ませていただきました。ラブストーリーの名作はたくさんありますが、そのどれにも負けないくらいとても感動できる作品だと思います。原作を読んで涙し、台本を読んでまた泣きました」と物語に引き込まれたようで、「切ないラブストーリーとしての側面を通じて、『生』と『死』についても深く考えられる作品になっていると思うので、涙覚悟でご覧ください」と視聴者に訴えている。
また、沙羅役の菜々緒は「恋愛ドラマのヒロインで出演させていただくのは初めて」と告白し、「天真らんまんでピュアな女性です。周りの人を笑顔にする魅力を持っていて、優しさでできているような人。これまで悪女の役はたくさん演じましたが、“強い”部分が最初から最後までない役を演じたことはほぼないので、不安な部分もありますが楽しみです」と新境地開拓への意欲をアピール。
原作のキリエ氏も「夢のようなキャストに衝撃を受けました。死の運命が見える救命士、みこと役に福士蒼汰さん。そして、ヒロインの沙羅は美しい菜々緒さん。それぞれのキャラクターたちが、素晴らしく輝かしい命を授かるであろうことが、原作者として心からうれしくありがたく思います」とドラマ化の喜びを明かし、「1話と2話の脚本を拝見して、笑い、そして泣きました。読者の皆さまとこの感動を分かち合えることを、とてもとても楽しみにしています」と期待を寄せている。
