前田が3回持たず5失点KOもドジャース逆転サヨナラ勝ち

【パドレス10-11xドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャースは、先発の前田健太が3回表にエリック・ホズマーの16号グランドスラムなどで一挙5点を失ってノックアウトされるなど、劣勢の展開を強いられたものの、3点ビハインドで迎えた8回裏に2点を奪って1点差。9回裏には相手のミスもあって一死一・二塁のチャンスを迎え、最後はパドレスの守護神カービー・イエーツからマックス・マンシーがライトへの2点タイムリー二塁打を放ち、劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。ドジャース7番手のペドロ・バイエズが今季6勝目(2敗)をマークし、イエーツは今季3敗目(0勝)。前田は3回途中まで61球を投げて被安打5(うち被本塁打1)、奪三振4、与四球1、失点5という内容だった。

2回裏にマンシーの27号ソロとラッセル・マーティンの4号2ランで3点を先制したドジャースは、3回表に前田がクリス・パダックのタイムリーとホズマーの16号グランドスラムで5失点。4回表にマニュエル・マーゴの8号ソロでリードを広げられたあと、4回裏にマット・ビーティのタイムリー二塁打とクリストファー・ネグロンの2点タイムリーで6対6の同点とし、6回裏にはA.J.ポロックの8号ソロで勝ち越しに成功したが、7回表にマニー・マチャドのタイムリーとホズマーの犠牲フライで逆転を許した。8回表にもフェルナンド・タティスJr.のタイムリーとグレッグ・ガルシアの犠牲フライで2点を失い、敗色濃厚と思われたが、8回裏にポロックのタイムリー二塁打などで2点を奪って1点差。そして最後は、9回裏一死一・二塁のチャンスでマンシーがライトへの逆転タイムリー二塁打を放ち、熱戦に終止符を打った。

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